17歳の母親は元彼と別れた後、妊娠に気付いた。



元彼に真実を打ち明けると“堕ろせ”の一言…。




そして、悩み考えた挙げ句に1人で産んで育てる決心をしたらしい。




若くしてできた子供…。



遊び足りない若い母親…。





ケンが2歳になった頃…。


ほぼ毎晩、祖母へ預けられる様になっていった。



当然の様に彼氏を作り、家に帰って来ない日々が続いた…。



たまに帰って来てはケンを邪魔者の様に扱う…。



次第に顔を見るコトすら、しなくなっていった…。




そんな娘に対して祖母は何度も訴え続けてくれた…。



「ケンのコト…。本当に愛しているの?」




そんな祖母の気持ちは届かなかった。