そんな恐怖の中で毎晩の様に震える左手で紙を涙で濡らしながら、愛する人への想いを書き綴った1冊のノート…。






〔2006年12月24日(日)〕



チカと過ごしたかったクリスマスイブ…。


泣き虫な君は今日も泣いている?


チカ…。


悲しみの中にこそ幸せを見つけるんだ。


悲しい記憶は希望で消せる…。


涙は笑顔で消せる…。


きっと…。


“笑顔”を忘れないでほしい…。


それは人間にしか作り出せない表情だから…。






〔2007年1月1日(月)〕



何とか年を越すコトができた…。


チカ…。


どうか…。


どうか明日も明後日も1年後も10年後も笑っていて欲しい。


例え、その笑顔を二度と見るコトができないとしても…。