いつだって“勇気”や“希望”を与えてくれるのはチカ…。



君だった…。




ありがとう…。




その言葉をもらえただけで心から思える。




もぅこれ以上、何も要らない…。



何も望まない…。



俺みたいな奴のコトを大切にしてくれてありがとう…。



もぅ自分を見失ったりしない。



永遠に失われないモノを君が心に刻んでくれたから…。



振り向かず、歩き続ける。



その道が、いつか別れるとしても…。



いずれ、鎖されるとしても…。





ケンはニューヨーク行のチケットを手に取った。