『わぁ!今年の初雪!』



2人は夜空に舞う白い粉雪を見上げた。




『昔から思ってたんだけど…。ケンは雪の様な人だよねぇ!』


「どこが?」


『白い純粋な心を持っていて、フワフワとした優しさがあって、降る度に人を笑顔へと変えるからかなぁ!』


「何だそれ…。」



再びケンは雪空を見上げ、優しく微笑んだ。




この先もずっとその笑顔を隣で見ていたい。