『案内致します!こちらへ!』



ケンをフロアーの席へと通す。



『担当させて頂くチカです!お願いします!』


「お願いします!」



2人は笑顔で言葉を交わす。



仕事場でケンと一緒に居れるなんて夢みたい。




「チカがスタイリストになるまで髪やるの我慢してたんだ。」



誰よりも応援してくれて、スタイリストになるのを心から待ち望んでいてくれたのはケン…。



いつだって貴方だった。