部屋に戻る途中の廊下で浜辺にぼんやりと見えた1つの人影…。





ケン君…?





『ミリ…。先に戻ってて…。』


「何よ〜。人のコト起こしといて…。どこ行くの?」


『ちょっと…。』


「眠いから先に戻ってる…。」


『ごめん…。私もすぐ戻るから…。』




チカは小走りで海岸へと向かった。