その頃、チカはトイレに行ったコトで目を覚ました。



「ねぇ、ミリ…。起きて…。」


「うぅ…。何?」


眠い目を擦りながらミリが答える。



「喉乾いたんだけど、怖くて1人じゃロビーまで行けない…。」


「もぅ…。しょうがないな…。」



2人は上着を羽織り、ロビーの自動販売機に向かった。