『分かった…。』



落ち込むチカ…。




「どうしてやってみたいと思ったんだ?」


『ケンが今まで見てきたキラキラ輝く本物の笑顔を見てみたいって思ったの…。』


「そっか…。リハビリメイクに興味を持ってくれたコトは嬉しい…。」



しばらく考え込んだケンは再び口を開いた。




「じゃぁ俺が患者さんにメイクしているのを隣で見てみるか?」



その言葉にチカの表情が笑顔へと変わっていく。




『うん!』


「じゃぁ来週の火曜に病院へ行こう。」