梅雨に入り、最近は雨ばかり…。
『はぁ…。今日も雨か…。』
チカはガラス越しから外を眺め、独り言の様に呟く。
それを近くで聞いていたミリ…。
「明日はデートですか?」
持っていたコームをマイク代わりに口元へと当ててくる。
『はい!お台場の方まで!』
「お相手は噂の彼ですか?」
『ケン君です!』
「てか…。まだ“君”付け?」
突然、ミリは素に戻った。
付き合って3ヵ月…。
まだ“君”を付けて呼んでいる。
“ケン”かぁ…。
今更、呼び方を変えるのは少し恥ずかしい。
けど、いつか呼んでみたい…。
「ウブだねぇ!まさかキスもエッチもまだ?」
『チューは毎日してるぅ!エッチは、まだ…。』
自分で言っておきながら恥ずかしそうに頬を赤らめた。
『はぁ…。今日も雨か…。』
チカはガラス越しから外を眺め、独り言の様に呟く。
それを近くで聞いていたミリ…。
「明日はデートですか?」
持っていたコームをマイク代わりに口元へと当ててくる。
『はい!お台場の方まで!』
「お相手は噂の彼ですか?」
『ケン君です!』
「てか…。まだ“君”付け?」
突然、ミリは素に戻った。
付き合って3ヵ月…。
まだ“君”を付けて呼んでいる。
“ケン”かぁ…。
今更、呼び方を変えるのは少し恥ずかしい。
けど、いつか呼んでみたい…。
「ウブだねぇ!まさかキスもエッチもまだ?」
『チューは毎日してるぅ!エッチは、まだ…。』
自分で言っておきながら恥ずかしそうに頬を赤らめた。