男女別々の2人1部屋…。



「部屋も広くて景色も抜群!いい感じだな!」


マサキは部屋の窓から外を眺めた。



『そぅだな…。』



ケンは窓に視線を向け様としない。



「まだ“海”見ると思い出すか?」


『あぁ…。』


「何か悪いな…。」


『お前が謝るな。悪いのは俺なんだ…。』





海を見ると今でも思い出す…。




あの子との“約束”…。




そして、あの“光景”…。