こんな時に思い出す…。



いつかマサキと交わした会話があった。



全てを否定するコトで自分を抑制していた幼いあの頃…。



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『流れ星って幸せなイメージあるだろ?願い事が叶うとか…。でも、俺は嫌いだ。』



尖ったケンの言い方にマサキは不思議そうに返す。



「どうして?」


『輝くのを諦めた星が流れ落ちていくって感じがする。あんな風にはならねぇ。この世界で1番光る星になる。俺は輝き続けてみせる…。』


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俺は今、どのくらい輝いている?