旅館に入ると仲居さんが丁寧に出迎えてくれた。



和で統一されたキレイな旅館…。



旅館のわりには大きな作りをしている。




4人は仲居さんに部屋へと案内された。




部屋に向かうまでの廊下は一面ガラス張り。



そこからは海岸が見える。




夕日の映ったキレイな海…。




「ミリ!海が見える旅館なんてよく見つけたな〜!」


「探すの大変でした!ケン君も気に入ってくれました?」


『あぁ…。』      


浮かない表情のケン…。



「キレイな夕日だな…。東京じゃ滅多に見られねぇ。」



とっさにマサキが気を利かせ“海”の話題から話を逸らした。