営業終了後の休憩室…。



昼食を取れなかったチカとミリはスナック菓子で空腹を満たしている。




『ミリは告白ってしたコトある?』


「もちろんあるよぉ!まさか…。ないの?」



スナック菓子を唇で挟んだままのミリが驚きで固まった。




『うん…。何か怖くて…。』


「そりゃぁ誰だって怖いし、不安もあるよ。想いを伝えてしまったら、今の関係さえも崩れてしまうかもしれないし…。」



チカは内に秘めた不安を隠しきれず、無言のまま頷くコトしかできない。