『はぁ…。』



練習をしているミリの横に座り、出てくるのはタメ息ばかり…。




「練習しなくていいの?」



ミリは不思議そうに問い掛ける。




『する…。』


「じゃぁ一緒にしよぉ!」


『うん…。ねぇ?』


「んっ?」


『今日、泊まっていい?』



1人で居たら、嫌なコトばかり想像しちゃう…。




「いいけど、今日は早く寝るよ?明日はチェックだから朝練しなきゃ!」




あっ!



すっかり忘れてた。