今朝の天気予報は大きく外れ、夕方から降り出した雪…。



この時間になっても降り続けている。



夜練習する準備を始めたものの練習する気になれず、セット面の椅子に座り込む。





貴方の心に踏み入れた私の一歩…。



そこは暗くて何も見えない…。



藻掻いても這い上がるコトのできない真っ暗な深い闇…。



貴方は必死に手を伸ばし、声にならない声で助けを求め、僅かな光が差し込むのをずっと待っているの?



私は、その“光”になれる?




「ねぇ…。ねぇってば!」



いつの間にか隣に座っていたミリの声で現実へと引き戻される。