「講習後は1名が実際にシューティングを体験できる。いつもやってるヘアカタログの撮影とは訳が違い、ハイレベルなもので良い経験になると思うが参加者は居るか?」




好奇心旺盛なチカは即座に手を挙げた。




周りを見るとスタイリストではマサキさん・ジュンさん・アヤさん、ナオさん…。



アシスタントではミリとリュウまで手を挙げている。



この中の1人だけ…。



ライバルは多い。




「それでは参加者を1名に絞った後、私の方まで報告する事。以上…。」


「今日も1日お疲れ様でした!」


「お疲れ様でした!」



スタッフ全員の声で終礼は終わった。