「何でチカが、その人のコト知ってんの?」



何か言わなきゃ…。



リュウの問いに焦り過ぎて、誤魔化す言葉すら出てこない。




「私がファンだからチカにはケン君の話をよくするんだぁ!」



ミリの気の利いたウソでチカは救われた。



「ふぅ〜ん…。」



リュウ…。


今ので納得してくれたかな?



「休憩終了!さぁ夜練、始めるぞ!」



マサキの声で3人はフロアへと出ていった。