俺は、なんとなく保健室に行ってみた。
そこには、俺が気になっていたあの子が、いた。
話し掛けてみると、あの子はとてもとげを差しながら言っているし。俺のこと嫌いなのか?
それに、俺のこと知らないし。これでも学校では王子っていわれているんだけどな。
俺は、あの子に自分のことを言ってみた。
そると返ってきた言葉がこれだ。
「あんたって、二重人格なの?まあまあ、女子達がこの事を知ったら悲しむだろうな。まあ、私は、あんたを含めて男達全員クソとしか見ないから。王子だかなんだか知らなけどまあ、私はあんたの秘密を知った。バラして欲しくなければ、私に関わらないで!関わったりしたら、即バラしてやるから!!!」
こんなこと言われてしまった。
まあ、俺が二重人格だって知ったから、関わったらばらすって、小学生並みの脅しかよ。
まあ、そうはさせねえけど
俺はあの子=秋川美緒のベッドによった。そして、カーテンを思いっきり開けた。
「な、何してるのよ!さっき言ったでしょ。私に関わらないでって。そのこと今からだよ!」
秋川美緒は、相当怒って寝ながら言ってきた。
俺は、それを無視して、あいつの顔に近づいた。
「ちょっ、近いんですけど!」
俺は、その言葉も無視して、あいつの唇をふさいだ。
どうしてこんなことになっているの?
なんで、こいつとキスしているわけ?
そう、思って離そうと思ったあっさり離れてくれた。
「秋川美緒、おまえ、俺とキスしたってことは、どういうことか分かる?」
キスしたって、あんたの方からしてきたんじゃん!
まあ、したことは事実だし・・・・ってことは、私のファーストキスはこんなクソ二重人格男にされたってこと?最悪。
「私のファーストキスかえせ!」
私は思わず言ってしまった。
そしたら、クソ二重人格男(←美緒が言っている陸の返名)が、笑ってきやがったし。
「あんたさあ、俺とキスしたことそれくらいにしか思ってないんだあ」
それくらいって、クソ二重人格男には、ちっぽけなことかもしれないけど、私には大きなことなのに・・・・・
思わず泣きそうになった。
すると、クソ二重人格男が抱いてきた。
「ごめん。なくとは、おもわなかった」
急に謝ってきた。抱く力も強くなってきた。
なんで、すごいドキドキするし、安心する。
このクソ二重人格男なのに・・・・・
数分後、私はいつもどうりすぐさま拒否った。
「秋川、俺とキスしたこと黙っていれば女子から血祭りにはならないぞ」
クソ二重人格男が言ってきた。
そう言えば私こいつとキスしたんだった。
女子からの血祭りは、イヤだしなあ。
更にこんな事もいわれた。