「い、行こっかっ!!」 「そ、そだね...」 さっと由美ちゃんの右手を掴むと、由美ちゃんもふんわりと握り返す。 さっきまで二人の間にあった空間はもうない。 俺、これからもずっと君の事みていくから。 今まで君が我慢してきた事を俺がいっぱい経験させていくから。 だからこれからもずっと、俺の傍にいて... 遠距離期間を経て、また二人が一緒に過ごすようになるのは・・・ ちょっと先の話・・・