「...え?」 由美ちゃんはきょとんとする。




「買い物も、サクラちゃんの迎えも...あ...ついでに本屋も...付き合うよ。
どうせ俺暇だし...」




由美ちゃんの事だから、きっと“いいよ、悪いから”なんて断るんだろうけど・・・


せっかく会えたんだし・・・


もう少し由美ちゃんのことが知りたい・・・コレが本音だった。






「じゃぁ...お願いしようかな。今日お米買わなきゃいけなかったの...
お願いしていい?」




由美ちゃんはサラっと髪を耳にかけながらそう言った。