和「俺、ずっと莉那が好きだよ。いや、大好きだよ。」

莉「えっ?」

和「もちろん約束覚えてた。幼なじみって言ってたのは、俺の気持ち知られたくなかったから...」

莉「でも...」

和「昨日、俺は確かに告られた。ありがとうって言った。でも付き合えるわけないじゃん。俺には莉那しかいないもん。」

莉「本当...?泣」

和「当たり前だろ。」


このとき初めて
和に抱きしめられた。
嬉しくて嬉しくて
涙が止まらなかった。


和「俺は変わらず、いつまでも莉那を守る。幼なじみであり、恋人でもあるからな。」

莉「和...泣」


私は幸せだと思った。
今この瞬間おそらく私が
世界で1番幸せだったと思う。

そしてあとから聞いた。
和が告られた話を。