「おはよう!!」


「おはよう・・・よかった。」


そう言って彼は私を抱きしめた


「・・・?」


「・・全然出てこないから家で何かあったのかと思って。」


私は彼をギュッと抱きしめた


「そんなことないよ、ごめんね」


「・・・最近頭が百合の事でいっぱいなんだ・・心配でたまらなくなったり、急に会いたくなったり・・・ほんと、百合のことしか考えられない」


彼は切なさそうに笑った


・・・なぜか彼の気持ちは私も痛いほど分かった