「名前は?」
おじさんにきかれたが、
親にだけはバレたくなかったから
答えなかった。
もとはといえば、私が悪いんだから
文句は言えない。
私はおじさんが警察に連絡しようとしてる時に、
逃げようとした。
しかし、体が上手く動かず、走れなかった。
「待ちなさい!」
おじさんが私の腕をつかんだ。
私がおじさんを睨むと、
おじさんは何故かビクッとして腕を離した。
怖いものを見るような表情で私を見た。
腕が自由になった私は、
痛い体を引きずりながら家まで帰った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…