アッシュグレーの髪。 オシャレにつけられたピアス。 優しげな篤志とは対照的な鋭い目力のある瞳。 「19とか?」 もはや適当。 あたしも篤志も20歳だから、まあ年子ってのもあり得るはず。 大体、大人っぽくて想像つかなかった。 「残念。16」 「はい!?」 「今年17。正真正銘の高校生」 そういうと確かに制服を手にとり、着替えだした。 「ちょ、脱ぐなー!!」