『重たいから手退けて。いきなり人の頭に手を置くってどんな神経してるん。』
私がそういうと周りが一瞬静かになった。ん?私が何かした?

周りの事なんてまったく気にしないアイツは笑いながら私にまたまた無神経な言葉を発した。

『そう怒るなって。俺はただ目の前に良い肘置きならぬ腕置きがあったから置いただけや。』

その言葉を聞いた私は開いた口が塞がらなかった。

『ねぇ〜雅斗。何してるん?そんなお子様相手する必要ないし早く私達と一緒にあっちに行こう。』

その声はアイツを取り巻いてた女の1人が言った。
ハッキリ言って感じが悪い。