いかにも優等生みたいな子がぼそっと言った・・・。



「うっっ。たしかに・・・。」




[あんたバカだね 笑 ]




なんだよこいつら!思ってたよりサイアクな日になりそうだな・・・。




「くやしいっっ!こんなやつらにバカにされるなんてっっ。」




[見返したかったらこれからどこにいくのか言えば?]




一番静かにしてた子が私を見つめながら言った。




私はこいつらにムカついてたことを忘れてその子の顔を見つめていた。




かっこいい・・・。よく思えば5人ともけっこうイケメンだなぁ。




[なんか言えば?早くしないとこれから行くところに遅れるよ?]




はっ!今の時間は・・・8時ぴったり!




8時5分までには学校にいなきゃいけないのに!




こいつらなんかとかかわってたからだ!




「あんた達とかかわってたらきりがないわっっ!じゃっ!」




[ちょっとまてよ!けっきょくどこいくんだよっ!] 




「もうしょうがないわねっ!桜道高校に行くのよっっ!」