「交渉成立。じゃぁその条件と質問ってやらを聞こうかな。」


「まず質問。どーしてあたしなの?あんただったら他にいくらでも女はいるでしょ?」


女?女なんてお前の涙をみて...いや、お前に惚れてから全部切った。

でも、俺は素直になれずに.....

意地が悪い俺は、


「楽しそうだから。」


なんて最低な答えをだしてしまった......

そして口にしてしまってから気が付いた。

愛実の顔が、表情が、悲しみに溢れているということに......