「ありがとうございました。」

「じゃあな!
雰囲気は大体掴めたか?

じゃあくれぐれも
体調は崩すなよ?」

お辞儀をし
事務所を出た。

「そして絶対に
負けるなよ?

自分に。」

そう萩原さんが
つぶやいてたとも
知らず。