「よし! 行ってきます。」 玄関を開けた。 「あきちゃんおはよー!」 「あ、希実おはよ。」 「今日も夕飯、来る?」 「え、いや、はは。」 希実とマンションを 出ると、武が立っていた。 「じゃ行ってきまーす!」 そうして2人の 背中を見送り、 駅へ向かった。