「じゃあ、希実、
そろそろ帰る?」

武が口を開いた。

俺たち3人は
色々この河川敷で
話し込んでいたようで
気付けば8時になる。

「そうだね。
帰ろっか!」

電車に乗った俺たちは
また他愛もない話をした。

武と呼び捨てで
呼べるほど気が合った。