「あははっ。
それもそうか。

じゃあ希実。
さっきから気になってたけど
部活って…」

「サッカー部だよ?」

「えっ!!サッカー!?

すごいな。
女の子がサッカーか。」

「あ、ううん。
じゃなくて、
マネージャーねマネージャー。」

「あーそっちか〜(笑)

でもすげーな。
マドンナじゃん!」

「そんなこと〜(笑)」

そんな他愛もない話を
ずっとしてた。

希実は時々、
タメ語で話すけど
全く気にすることもなく
会話を続けられた。

すると
インターホンが鳴り

「希実〜彰雅く〜ん
夕飯出来たわよ〜!」

美幸さんの声が聞こえた。