「えっちょっと!
希実ちゃん!?」

止めるのには
遅すぎて。

「あきちゃーん!
大丈夫だって〜!

あと30分くらい待っててって。」

そう言って
帰ってきた。

「こんな時間まで
手伝わせといて。

しかも夕飯まで…。

申し訳ない。
希実ちゃん、
ほんとごめんね。」

「何言ってるんですか〜。
遠慮なさらず。

あたしはいつも
部活で夜遅いし。

あ、それより、
ちゃん付けいいですよ。
あたしなんて既に
あきちゃんだし;」