「あの…ハンカチって
もしかして…

これのこと?」

俺は自分のジャケットから
ハンカチを取り出した。

「あー!!
そう!!それです!!」

彼女は嬉しそうで

「ほんとーに
ありがとうございます!!
良かったら荷物の整理
手伝いますよ。

まだ荷物いっぱい
積んであるんでしょ?」

と言ってきた。