最上階には一部屋しかない
つまり、俺らの隣近所は居ない訳で・・・・・・

仕事に集中できるし、勉学にも集中できる空間

俺は夢華に鍵を持たせて、袋を全て受け取る

女子に荷物を持たせるわけにはいかないからな

ガチャと音がして夢華が先に部屋にと入っていく

「広いー!優牙!眺め最高だよっ!」

「そうだな。結構高いから眺めは良いだろうな」

嬉しそうに笑う夢華は少し幼いと思った

俺は一人はしゃいでる夢華をリビングに置いといて、キッチンにと足を踏み入れる

「本当にコンセント挿してねぇ・・・・・・」

冷蔵庫や炊飯器といった家電具は指定位置にはあるがコンセントだけがぶら下がっている状況だった



「キッチンも広いね」

!?
あ、そういやぁここリビングとキッチンの対面式みたいな奴だったな

「夢華、こっちは俺がやっとくからお前は自分の部屋で荷物片付けて来いよ」

「良いの?」

「あぁ、力仕事もあるし、女子は何かと荷物多いだろ?」

「うん、まぁ・・・・・・じゃぁ行ってくるね」
「おぅ」

遠慮気味だった夢華を説得して部屋に行かせた

「やりますか!」
俺はそういうとまずは冷蔵庫のコンセントを挿した