「うし!じゃー、卒業式終わったらすぐ行こうね」


「おーけー!んじゃ、また後でね!バイバイ美優!」


私達はそれぞれのクラスへ向かった。







―ただ今から第24回卒業式をはじめます―




アナウンスがかかる。


いつもは長く感じる校長の話もなぜか短く感じた。



卒業証書を受けとると、


目からは涙が。


もしかして私が1番泣くの早いんじゃない!?


そう思い、まわりを見ると

みんな号泣だった。


早っ!でも、友は泣いてないんだろうな・・・


そう思い、友を見ると、友は・・・


寝ていた・・・


「やっぱりね・・・(笑)」


なんだかんだで卒業式は終わった。