―…どこやろ
自分の名前が
見つからない。



『やったぁ〜!!!!』

美菜が隣で叫んだ。

『え?!何どうしたん?!』

うちが聞くと
美菜は輝かせた目
でこっちを見てる。


『あおい!!また一緒のクラスやぁ!!』


……ん??
うそやろそんなん
ありえへんて
どんだけ低い確率
やと思ってんのっ!!

うちは半信半疑で
2組のほうの
掲示板を見た。