『美菜っ!!なんで無視するの?!』

うちはがんばって強い口調で
言ってみた。



『…だって、あおいがめっちゃ有里と仲いいねんもんっ!!』


『有里、あとから入ってきたくせにずるいよ…』



美菜が半泣きで
うちに言ってくれた。

『そんなこと思ってたん?』
うちがそう言うと
美菜はこくりとうなずいた。

そういえば
うちは、有里が入ってきたから
ほとんど、美菜とは
喋ってなかったなぁ〜
何で、もっと早く気付いて
あげれへんかったんやろ…
うちらは、もっと仲良くなって
最高の親友になれるように
がんばらなあかんなー
って改めて思ったわ。