あ~。 もぉすぐ夏休みだった。 南先輩に会えなくなってしまう。 「南先輩…」 昨日会ったばかりなのに恋しくなる。 「はぁぁ…」 ため息をついて私はもう一度布団に潜り込んだ。 ―――――――――――――――― ――――――――――――― ―――――――――― 「…はんよ…ーー」 「晩御飯よー」 お母さんの叫び声で私は目覚めた。 「は~い」 ふと時計をみると6時だ。 私は何時間寝ていたのだろうか。 ハンバーグを食べた私は部屋へ戻った。