「じゃあ開けるよ?」


「…はい。」


うわ~緊張してきた~!

友達できるかな~?



ドキドキ…


《ガラッ》


開いた~!!!!




「危ない!伏せて!」


先生の叫び声と同時に何かが飛んできた…



「……………ふぅ~間一髪!」


な…なに!? いったい…?


床を見ると一面水浸しになっていた。


「まっじかよ~!よけんなよ坂本~!」


「よけるに決まってんだろっ!…あ~あ…全くお前らは~!」


「良い出来だったのになぁ~ケイタくん特製水風船大砲!!」


「なぁ~にがケイタくんだっ!毎度毎度懲りない奴だな~」





要するににいたずら……?


手が込んでること…



じゃなくて、普通ありえないよ…こんなの…


当たってたらびしょ濡れになっちゃう!



免疫ってこの事?

いたずらに気をつけろ…みたいな…?




「ちゃんと掃除しとけよっ!」


「え~放っとけば乾くじゃん?」


「いい加減にしろよ…こるぁ…」



「…!!…わかった…わかったって~!やるって~」


何か今一瞬先生の顔が……豹変したような…