「啓太…」


「ん?」



「私、行ってくる!」



私は学校を飛び出し、病院に急いで向かった。











「はぁ…はぁ………嵐……?」




あれ…嵐がいない…


病室あってるよね?



まだ退院じゃないし…








ベッドの上に一枚の紙があった。



なんだろ?



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屋上で待ってる。



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屋上で?




私は急いで屋上に行った。





「…嵐!」