「ちょっと時間あるかな?」



ありません……とは言えない…



私と高橋さんは近くにあった喫茶店へ…



「ごめんなさい…足、怪我してるのに…」


高橋さんは私の足を見て、申し訳なさそうに言った。


「いえ…」


しばらく沈黙…



何…私…何言われるの?



「あの…楠さんは…嵐くんとやっぱり付き合ってるのよね?」


「……ふられました…」

「…そう。」


再び沈黙…




この重い空気をなんとかしてください…