「…………」


生きてる…?



雪がクッションになって、なんとか無傷………じゃない…


「いたぁ…足ひねったかも…」


「おい!大丈夫か!!」


上の方で嵐の声がする。

「今行く!」


嵐はすぐに降りてきてくれた。


「足…ひねった…」


「はぁ…お前なぁ…………ぶっくく……」


嵐が突然笑い出した。


「何?なんで笑うの~?」


「お前雪まみれ…雪だるまだな。」


だるまとは失礼な!


「むぅ…嵐だって雪だるまにしてやる~!」


嵐に雪を投げつける。


「…やったな…?」



なぜか2人で座ったまま雪合戦が始まった。



ていうか、嵐さん…本気で投げないで…