部屋に戻った私は、用意された布団の中で、ひたすら泣いた。


もう…何がなんだか、自分でもわからない…



嵐が私を好きなら…


なんで別れなきゃいけなかったのかな…



なんで、何回も謝るの…?



なんで…………




いつの間にか眠っていた私は、夢で嵐を見た。



嵐は遠くの方で私を待ってる…


優しく笑ってて、私の大好きな嵐の顔…


でも、近づこうともがいても、前に進めなくて、いつの間にか嵐は見えなくなってた…



もう…二度と会えないんじゃないかって、不安になって泣いた。



私…こんなに泣き虫だった?