野木君と戯れた…あと、波都君はまた眠ってしまった。


…なんかいきなり疲れた…
トイレでも行って落ち着こ…



トイレに入った瞬間、私の体は硬直した。


う…どうしよう?
でも今さら引き返せないよ~!!


トイレには奇抜な髪と服を着た女の子達4人が、タバコをくわえて談笑中…


すると一人の子が話しかけてきた。


「あれ、あんた見かけない顔じゃん?どこのクラス?」


「…2組です…」


「ふ~ん…」


その子は私の全身をジロジロ見始めた。



「ねぇ…」


その子が何か喋り始めた瞬間、授業のチャイムが鳴った。


「あ、授業始まるので失礼しま~す!」


私は一目散にトイレを出た。



う~!!落ち着くどころじゃなぁ~い!!