……まだかなぁ……



まさか…忘れてる?


いやいや、それはない…たぶん…





ん?


あそこに見えるは嵐様!


やっときたぁ~!


「嵐~!!こっち………………」


右手を大きく上げたまま、私は固まった。



隣にいるのは…



高橋さん…?



「なんで…」




こっちに来る!!



私は思わず柱の影に隠れてしまった。



「お願い!一度でいいから来て!?」


「俺は…行けない…!」

「どうしてっ?嵐くん酷いよ!」



なんかモメてる…?



なんの話…?