「私は見てないよ。友達がさ、たまたまラブホテルから出てくるのを見つけて連絡くれたの」

 きゅうりを切り終え、俺のちぎったレタスを二人で各々の皿に盛り付け、きゅうりとトマトを置いた。

「圭斗絶対足りないでしょ?」

「いや、これでいい」

「そう。はい、ドレッシング」

 渡されたドレッシングをかけ、二人でテーブル席に行き腰をかけた。

「いただきまーす」

「いただきます」

 互いに食べ始めた。

「で、その見つけてくれた友達が写メ送ってくれてさ」

 あ、まだこの話続くんだ。