さて、うるさいのも去った事だし土方の部屋に行くか、盗聴しに。



気配を消し、衣擦れの音もたたないように部屋に近寄り、耳をそばだてる。


もちろん障子に影が写らない所に。



部屋の中にいる人の気配を探ると3人…いや4人いるようだ。




「だから〜私のとこでいーじゃないですか〜」


「ダメだ」


「何でですか〜」


「そうだぞトシ。
別に総司の所でも大丈夫だろう」


「近藤さんまで…でもちょっと…」




どうやら近藤さん、沖田さん、土方が話している様子。



あと1人は…?