瑠維は満足そうに微笑み私にまたキスをした。

瑠「今日は寝かせないから」

意地悪な顔をした瑠維は私に覆いかぶさった。

沙「えっ?何言って…っあっ!…っはっ…る…い。」

やばい…頭がボーってしてきた。

瑠維は私をまるで壊れ物を扱うかのように抱いた。

私たちは朝日が登るまでお互いを何度も求めあった。

私は何時の間にか気を失ったらしく、気づいた時は瑠維の胸の中で寝ていた。

頭が冴えてくると昨日の事を思い出して、顔が赤くなった。
改めて瑠維を見ると整った顔にさらさらのミルクティ色の髪、
細過ぎず引き締まった体…誰が見てもイケメンだよね…
彼女…いるのかな…。
急に不安になって瑠維の胸に顔を埋めた。
埋めたら瑠維の匂いに包まれた。
爽やかで優しい、私の好きな匂い。