私の仲間は鬼羅だけで十分だし、鬼羅以外の仲間なんて別に欲しいと思わない。
私には千帆がいて鬼羅がいてあの人達が入ればそれだけで良い。

蓮「俺等にはお前等が必要だ、だ
       から入れ」

千「だとしても入る気は無い よ。それはあなた達の都合で
      しょ?私達の都合なんて考えて無いわよね?ふざけ無いで
沙羅行きましょ?」

沙「あぁ…」

カラオケ店から出る時、一瞬あいつ等を見ると蓮夜は何を考えてるか
わからないような顔をしてた。その隣の爽汰は悔しそうな顔をしてた。

沙「千帆…ありがとう。助かった。多分あいつ等に鬼羅の事バレんのは
ダメな気がしたから…」

千帆は私が何も言わなくても、困った時はいつも助けてくれる。
一緒にいて楽だし。

千「大丈夫よ。それに今日は鬼羅の新メンバーの歓迎会なんでしょ?
あの人達に構ってたら行けなくなるだろうしね。私も正直面倒臭かった
から。困った時助け合うのが親友でしょ?」

私は良い親友を持ったな…ありがとう千帆…

私は千帆が親友でいてくれる事に感謝しながら家に向かった。