この罪は、いずれ問われることになるだろう。

その時、僕はどうする?

犯した罪は、確かなものだ。

嘘や誤魔化しで騙せるようなものじゃない。

僕は、どうすればいい?

あの人のためにやっていることは、あの人の未来を壊すことなのではないか?

手には、べったりと血がついている。

ああ。

またこの手を血で染めてしまった。

僕は、汚い生き物だ。

あの人とは、かけ離れている。